AI時代を生き抜くために:未来の学びと多面的な成長の重要性
こんにちは、鹿骨校舎の丹羽です。
ここで、今後の学びに大きな影響を与えるであろう「AI」と、学校教育の大切さについて改めてお話しします。
AIは能力を引き上げる頼もしいパートナー
AIはただの機械ではなく、一人ひとりの可能性を広げ、学びをサポートする強力なパートナーです。
たとえば、AIが計算や英語の筆記試験で高得点を記録するだけでなく、推論能力においても人間の枠を超えつつあるとされています。
実際、これらのAIは偏差値70、IQ130以上に匹敵する非常に高度な能力を持ち、計算や推論、論理的な整理において驚異的なパフォーマンスを発揮しています。
2024年度の共通テストも91%の正答率で東大や医学部受験者の上位層と同等です。
入試一辺倒の詰め込み教育はもう古い
これまでの高校入試や大学入試のための詰め込み教育は、一定の成果を上げてきたことは確かです。しかし、これからの時代は単なる知識の詰め込みではなく、広い視野で物事を考え、情報を整理し、自分の考えを言葉で表現する力が必要とされます。
高校以降は、自分の関心と「教養を広げる」学びこそが、子どもたちの未来の可能性を拡げる鍵になると私は考えています。
小中学校の授業は無駄ではない
一部で「小学校や中学校の教科は意味がない」といった意見もありますが、私は全く反対です。
どの教科も、物事の全体像を捉えたり、言語化するための基礎力を育む大切な機会です。
グループワークを通じたコミュニケーション能力を養うなど、ただ好きなことだけでは身につかないスキルがたくさん詰まっています。
これらは、将来AIと協力して新たな価値を生み出す上で、非常にコストパフォーマンスの良い学びであると確信しています。
まとめ
AIは私たちの学びをサポートし、能力を大きく向上させる頼もしいパートナーです。だからこそ、恐れるのではなく、上手に活用していくことが大切です。
また、入試のためだけに偏った詰め込み教育に頼るのではなく、子どもたちが多角的に物事を理解し、表現する力を育むことこそが、今後の社会で生き抜くための鍵となります。
学校生活や勉強を通じて得られる経験は、子どもたちの未来への大変コスパが良い投資です。
保護者の皆さまには、ぜひお子さまが柔軟な発想と多面的な能力を身につけ、AI時代にふさわしい豊かな学びを実現できるようサポートしていただければと思います。共に未来を創造していきましょう。