文章をきちんと読めない子どもたち
中学生の3人に1人が
内容理解をともなわない簡単な文章ですら、きちんと読むことができません。
当てはまっていませんか?
・計算はできるけど文章題が…
・教科書を読んでもわからない…
・先生の話がよくわからない…
など。
不足しているのは基礎読解力と語彙力です。
語彙力不足とは
・「異なる」≒「違う」や「たやすい」≒「簡単な」などの基本的な類義語を知らないこと
・「用いる」「設ける」などの教科書でよく使われる言葉の読みや意味を知らないこと
基礎読解力不足とは
・主語と述語、修飾語など係り受けがわからない
・同義文の理解ができない
しかし、何よりも大きいのはきちんと読んでいないことです。
例えば、中学理科のこんな問題
①葉緑体で、光のエネルギーを用いて二酸化炭素と水からデンプンなどを合成するはたらきを何というか
②葉緑体では光のエネルギーを用いて二酸化炭素と水から何を合成するはたらきを行っているか
①の答えは光合成
②の答えはデンプン(または有機物)
だが、どちらも光合成と答える生徒がいます。
・これは問題をしっかり読んでいない
・単語のみを見ている。
・光合成などの意味をしっかり理解していない
などが考えられます。
これらを解決するテクニックなど存在しません。
語彙力を上げるために、
★わからない語彙は調べ、自分の言葉で、身近な例で使えるようにすること
基礎読解力を上げるために、
★日々文章をきちんと読もうとすること
が大切です。
基礎読解力はすべての基本です。
クリップアカデミーでは、小学校高学年~国語力に不安を感じる中学生まで
「基礎読解力と語彙力」を一緒に向上させていこうということで
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