失敗しない夏期講習【予習をしてはダメな人】
夏休みを何の予定もなくダラダラとSNSやYouTubeなどで終わらせないために夏休みだけ講習会に参加させようかな?と検討中の保護者様。
集団授業か個別指導か
予習か復習か
現在のお子様の状況を把握して、失敗しないための夏期講習の考え方をお伝えできれば幸いです。
学習塾では、夏休みは2学期の予習を行うところが多いので注意が必要です。
特に集団塾では、基本先取りの内容となります。例えば中1数学なら方程式の文章題、中2英語なら形容詞/副詞の比較級、最上級などの単元となってきます。
英語、数学に関してですが、
予習をしてはダメな人
1学期のテスト結果やそれ以前の学習内容に問題がある人です。
具体的に言うと、中1で方程式の文章題の予習をしてはいけない人は
・正負の数に不安がある
・文字を使った式で表すことが苦手である
・方程式の計算がまだ完ぺきではない
・速さや代金についての小学高学年くらいの内容が全く思い出せない
↑のようなどれか1つにでもあてはまる人です。
中2で英語の比較・最上級を予習してはいけない人は
・be動詞と一般動詞の区別ができていない
・SV/SVC/SVO基本文型をマスターしていない
・単語(特に形容詞と副詞)すら全く知らない
・主語って何?動詞?形容詞?という状態である
↑のようなどれか一つにでもあてはまる人です。
失敗しないための夏期講習の考え方
◇英語、数学の学校のテスト90点付近で、これまでの復習も学校の夏休みの宿題で十分な人
このようなタイプは、たくさん遊んで夏休みにしかできない新しい体験をするために時間とお金を使ってください。自分で勉強できるはずなので、生活リズムが乱れないようにだけ見守ってあげてください。勉強が好きすぎる人は、スケジュールに柔軟性はないですが、費用が抑えられるので集団塾の夏期講習で切磋琢磨することをお勧めします。
◇英語、数学の学校のテストで60点~80点の人
1学期テストを振り返り、個別指導で苦手な単元だけでも集中的に復習し、克服しておくことをお勧めします。
苦手なところがわからない時は、学校の先生に聞くか、塾の無料体験をご利用ください。体験授業では、問題点を見つけ、それを克服するための課題をご提示します!
◇英語、数学の学校のテストで59点以下の人
放置しておくと、どんどんわからなくなって、あきらめてやらなくなる危険性が高いです。
そうなってから取り戻すのは、簡単なことではありません。
手遅れにならないために、まずは夏休みだけでも手を打ちましょう!この場合は圧倒的に個別指導をお勧めします!
以上を参考に有意義な夏休みにしてください!