【誰でも実行できる】超短期目標のすすめ

2022/05/13 鹿骨

中長期目標を達成することは、大人でもなかなか難しいことです。例えば、ダイエットや読書、運動、禁酒、禁煙などがありますが、子どもたちにとって最も重要な目標は、勉強の成績アップでしょう。

 

今回は、定期テストの点数目標を立てた生徒たちが、その目標を達成するための超短期目標についてお話しします。

 

「目標から逆算して、日々の計画を考える」とは言いますが、子どもたちにそんなことを求めても、できるはずがありません。我々ができることは、生徒たちがアスリートのように、日々取り組むためのサポートをすることです。

 

生徒たちは、「その日だけを考えて頑張る」ことがポイントです。このような生徒たちに向けて、以下に私が実践している超短期目標の立て方をご紹介します。

【超短期目標の立て方ポイント】

設定期間:今日、3日間、5日間、1週間の4択

ポイント:

  • 開始するハードルを限りなく下げる
  • より具体的にやる事を決めておく
  • 必ず達成可能なものにする
  • 幅を持たせる例)ワークP.10できればP.12までなど

【具体例】

  • 今日から3日間で、数学の学校のワークP.28『式を使った証明』を完ぺきに説明できるようにする。
  • 今日から1週間だけ、毎日寝る前に5~10分英単語の勉強をする。
  • 今日、元素記号を20~30分間暗記する。

やることが決まっていないときは、以下のような固定のタスクを決めておくと良いです。

  • 今日の授業でやったことを家庭学習ノートに思い出しまとめる。
  • 英単語10個。
  • 英語の教科書のワンシーンを3回音読。

やる気が全くでないときは、「1分だけ教科書を音読」など、簡単なことでも良いので、必ず達成可能な内容にしてください。

 

 

あとは1日1日、「今日だけは!」という気持ちでやるだけです。

 

その日だけに全集中して、目標を達成することがポイント!

 

 

 

これを繰り返せばそれが積み重ねとなり力となます。

 

 

 

中長期目標も短期目標も結局は1日1日の積み重ねですから。

 

 

そして我々は、

 

日々生徒が短期的に行っている勉強が、テストや目標点へ向け、方向性、ペース、内容が正しいのかのチェックと、軌道修正のためのアドバイス

 

をしてあげればよいのです。

 

 

自分をコントロールできる人はよいですが、先の目標だけだと「まだいいか…」と思い、いつまでたっても始められない、先延ばしの連続になります。

 

とはいえ、長期や中期の目標を立てることは大切なことです!