勉強を続けるカギ:前向きに捉える&方法を変える
「勉強したくない」
学習塾に通う子でも、こういう子が大半です。
「勉強しないといけないのは分かるけど、やる気が起きない。」勉強することは多くの子どもにとってストレスになっています。
無理やりにさせることもできません。子どもたちが、完全に勉強を投げ出すことや、動画や音楽ばかりに時間を使うことにつながってしまいます。
そこで、当校舎では、このようなときどう対処しているのかをご紹介します。
1. 授業中に、やる気がなくなった時は?
勉強したくない気持ちや状況を話してもらう: 気持ちを理解し、講師も「その気持ちを分かっているよ。」とうなづいたり、相槌を打ったりする。
疲れている場合は、何で疲れたのかをヒアリングして、生徒の状況把握や今後の解決につなげる。
肯定的に捉える: 悪いことばかりに目を向けず、良い面にももっと目を向ける。
例えば・・・20分勉強して疲れた時は、「20分よく集中してやれていたね!」と褒める。そのうえで少し休憩を入れることや単純な計算問題や漢字の読み書き問題に移ることで気分転換をさせる。
2. 感情を素直に表現させる
自分の気持ちを言葉で表現する練習をする:物や人にイライラをぶつけることなく、講師が聞き役に回るようにする。
感情を表現する安全な場所を提供する:威圧的な態度ではなく、思っていることを話せるような明るく、講師との関係が近い教室を心がける。
休み時間に2,3分会話して、関係を縮める。(生徒や状況を見つつ)
3. 問題解決能力を養う
問題を小さなステップに分解して考える。:算数の文章題ができないなら、計算問題をがんばってやってみる。
社会で、テスト範囲の後ろの時代が好きだったら、後ろの時代を先にやって覚える。(順番を変える)
行動に移し、結果を評価する。:1週間おきにやるページ数を決めておいてワークをチェックする。やれた時もやれなかった時も、本人が嫌じゃない範囲でヒアリングをして、分析する。
例えば・・・ 1週間で1ページもできなかったら、1日の中でやれる時間を一緒に考える。やれそうな時間が持てないなら、塾でやる時間をもつか、親御さんと協力してやる時間を家で持つ。
このようなことを実践しています。しっかりその子の気持ちを聞いて肯定しながら、色んな工夫を凝らしてみることが大事です。
また粘り強く長い目で接することも意識しています。ぜひご家庭の中でも取り組んでみてください。
当塾にご興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。