大学入試の新常識「総合型選抜(旧AO入試)」って?

2025/04/08 ブログ

知らないと損する!

大学入試の新常識「総合型選抜(旧AO入試)」って?

〜小中学生の保護者が“今からできること”〜

こんにちは、鹿骨校舎の丹羽です。

今日は、最近話題の「総合型選抜(旧AO入試)」について、小中学生のお子さんを持つ保護者の皆さんに向けて、わかりやすくご紹介します。

 

「うちの子にはまだ早い話?」と思った方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。


今、大学入試は大きく変わろうとしています。そして、その変化は小学生のうちからの育て方にも影響するのです。

 


📌そもそも大学入試って変わってきてるの?

かつては「テストで点を取れた人が合格する」というのが大学入試の常識でした。
でも今では、大学に入った学生の半分以上が推薦入試で合格しています。

中でも注目されているのが【総合型選抜】。
これは、テストの点数だけじゃなく、その子のやる気・経験・人柄を見て評価する入試方法です。


🎓総合型選抜(旧AO入試)ってなに?

いわば、“就職活動のような入試”。

書類選考、面接、小論文、グループディスカッションなどを通して、大学が「この子に来てほしい!」と思った人を選びます。

ポイントは、

  • 勉強ができるかよりも、

  • どんなことに興味があり、どう行動してきたか

が大切にされるということ。

つまり、「あなたらしさ」が最大の武器になるんです!


📈どうして今こんな入試が増えてるの?

大学にとっても、受験生にとってもメリットが多いからです。

🏫 大学側の理由

  • やる気のある学生の方が、入学後の成績が良い

  • 少子化の中、早めに学生を確保したい

👨‍🎓 受験生側の理由

  • 高校3年の秋に合格が出ることもあり、安心

  • 得意分野や個性で評価してもらえる


👦どんな子が向いてるの?小中学生でも関係ある?

関係、大アリです!

総合型選抜に向いているのは、こんなお子さん:

  • 特定の分野に興味がある(昆虫・本・アートなど)

  • 算数や理科は苦手でも他に得意がある

  • いろんな体験をしたい・してきた

  • 人と話すのが好き、自分の考えを持っている

小学生の今から、「好きなこと」「やりたいこと」を大切にする関わりが、将来の入試にもつながるんです。


🏠家庭でできる5つのサポート

ここからは、小中学生の保護者として「今からできること」をご紹介します。

① 大学入試の情報を少しずつ知っておく

最新の入試トレンドを知ることが、将来の準備になります。

② お子さんの“好き”を一緒に楽しむ

興味があることを応援し、深めていく姿勢が将来の武器に。

③ いろんな体験をさせてあげる

自然体験・地域イベント・ボランティアなども立派な経験!

④ 会話の中で「考える力」を育てる

「どう思った?」「なんでそう思ったの?」など、考える力を日常の会話から。

⑤ 将来に向けて教育費や進路の話も少しずつ

中学・高校に進む前から、お金の話や進路の話を“タブーにしない”ことが大切です。


🌟まとめ:未来をつくるのは、“好き”のチカラ

これからの大学入試は、「どれだけ点が取れるか」ではなく、
「あなたは何がしたいのか?」が問われる時代になります。

そのために必要なのは、小さなうちからの

  • 興味

  • 経験

  • 主体性

  • 自分らしさ

お子さんの“好き”や“やってみたい”を、ぜひ大切にしてあげてください。

そして、保護者の皆さんも情報を少しずつ取り入れながら、一緒に未来を考えていく準備を始めてみませんか?