中学の通知表の成績基準と内申点アップの秘訣
こんにちは
クリップアカデミーの丹羽です。
中学生とその保護者の皆様へ、中学の通知表で評価される3つの観点について、詳しく解説します。また、内申点を向上させるための具体的なアドバイスもご紹介します。
<3つの観点>
1. 知識・技能とは?
知識・技能は、学校の授業で学んだ知識を理解し、活用できるかどうかを評価する観点です。具体的には、以下のようなポイントが重視されます。
深い理解と応用力:ただの暗記ではなく、知識の因果関係や仕組みを理解することが求められます。
【例】
・社会では歴史的な出来事の因果関係を説明する。
・数学では公式がどのように導き出されたかを説明する。
・理科では現象の理由を説明する。
実践的な学習:
授業中の観察や実験、グラフ作成、記述などの活動も評価対象となります。
2. 思考・判断・表現とは?
思考・判断・表現は、知識を活用して課題を解決したり、自分の考えを表現する力を評価する観点です。この観点では、以下の点が重視されます。
論理的な考え方:
問題を分析し、自分の意見や結論を導き出せること。
【例】
・国語では文章を読み解いた上で、自分の考えをまとめる。
・理科の実験では結果を考察し、自分の意見を述べる。
表現力:
自分の考えを文章や発表、作品として表現できること。
たとえば、作文やレポート作成、グループディスカッションでの発言や意見交換などです。
3. 主体的に学習に取り組む態度とは?
主体的に学習に取り組む態度は、自ら学習計画を立て、実行・改善しながら学び続ける意欲を評価する観点です。評価されるポイントは以下の通りです
学習のPDCAサイクルを実践できること。
中学校で行っているテストまでの勉強やテスト結果の振り返りは、ただの提出物ではありません。
これを適当に書いているようではダメです。大事な報告書と考えましょう。
1.学習計画を立てる
2.問題集や課題に取り組む
3.間違いを分析し改善する
4.次の学習に生かす
家庭学習や授業への積極的な参加も重要です。
★内申点を上げるための具体的なアドバイス
内申点を上げるには、日々の学習や授業態度が鍵となります。以下のポイントを意識しましょう。
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授業中の注意点:
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・先生の話をしっかり聞き、黒板にない情報もメモする。
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・グループ活動に積極的に参加し、自分の意見を述べる。
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・実験の考察レポートや作品作りに全力で取り組む。
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家庭学習の工夫:
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・毎日の少ない時間でもよいので勉強を習慣化する。
コツコツと積み上げる力が大切。知識だけの丸暗記勉強はもう価値がない。 -
・どうして間違えたのか、何をわかっていないのか把握する。
わからないところを放置しない。調べる力、考える力が大切 -
・ざっくりでよいので学習計画を立て、計画目標を達成する。
行動目標をたて、実行するという小さな成功体験が大切
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主体性をアピール:
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・自分の意見や考えを積極的に表現する。
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これらのポイントを押さえて、通知表の評価基準を理解し、お子様の成績向上をサポートしましょう!