中学の通知表の成績基準と内申点アップの秘訣

2025/03/27 ブログ

こんにちは

クリップアカデミーの丹羽です。

 

中学生とその保護者の皆様へ、中学の通知表で評価される3つの観点について、詳しく解説します。また、内申点を向上させるための具体的なアドバイスもご紹介します。

 

<3つの観点>

 

1. 知識・技能とは?

 

知識・技能は、学校の授業で学んだ知識を理解し、活用できるかどうかを評価する観点です。具体的には、以下のようなポイントが重視されます。

 

深い理解と応用力:ただの暗記ではなく、知識の因果関係や仕組みを理解することが求められます。


【例】

・社会では歴史的な出来事の因果関係を説明する。

・数学では公式がどのように導き出されたかを説明する。

・理科では現象の理由を説明する。


実践的な学習:
授業中の観察や実験、グラフ作成、記述などの活動も評価対象となります。

2. 思考・判断・表現とは?

 

思考・判断・表現は、知識を活用して課題を解決したり、自分の考えを表現する力を評価する観点です。この観点では、以下の点が重視されます。

 

論理的な考え方:
問題を分析し、自分の意見や結論を導き出せること。


【例】

・国語では文章を読み解いた上で、自分の考えをまとめる。

・理科の実験では結果を考察し、自分の意見を述べる。

 

表現力:
自分の考えを文章や発表、作品として表現できること。


たとえば、作文やレポート作成、グループディスカッションでの発言や意見交換などです。

 

3. 主体的に学習に取り組む態度とは?

 

主体的に学習に取り組む態度は、自ら学習計画を立て、実行・改善しながら学び続ける意欲を評価する観点です。評価されるポイントは以下の通りです

 

学習のPDCAサイクルを実践できること。


中学校で行っているテストまでの勉強やテスト結果の振り返りは、ただの提出物ではありません

 

これを適当に書いているようではダメです。大事な報告書と考えましょう。

 

1.学習計画を立てる

2.問題集や課題に取り組む

3.間違いを分析し改善する

4.次の学習に生かす

 

家庭学習や授業への積極的な参加も重要です。

 

★内申点を上げるための具体的なアドバイス

 

内申点を上げるには、日々の学習や授業態度が鍵となります。以下のポイントを意識しましょう。

  1. 授業中の注意点:

    • ・先生の話をしっかり聞き、黒板にない情報もメモする。

    • ・グループ活動に積極的に参加し、自分の意見を述べる。

    • ・実験の考察レポートや作品作りに全力で取り組む。

 

 

  1. 家庭学習の工夫:

    • ・毎日の少ない時間でもよいので勉強を習慣化する。
      コツコツと積み上げる力が大切。知識だけの丸暗記勉強はもう価値がない。

    • ・どうして間違えたのか、何をわかっていないのか把握する。
      わからないところを放置しない。調べる力、考える力が大切

    • ・ざっくりでよいので学習計画を立て、計画目標を達成する。
      行動目標をたて、実行するという小さな成功体験が大切

 

  1. 主体性をアピール:

    • ・自分の意見や考えを積極的に表現する。

 

これらのポイントを押さえて、通知表の評価基準を理解し、お子様の成績向上をサポートしましょう!